こんにちは。恋愛ライターの石田です。
男目線、女目線、好みの違いはあっても、人にはそれぞれ思い描くヒーロー像がありますよね。でも、ヒーローの中のヒーロー、スーパーヒーローのアイコン的存在といったらやっぱりスーパーマンかな、と思います。
8月30日に公開になるスーパーマンの最新作『マン・オブ・スティール』には、みんなが知っているヒーローの、誰も知らない誕生の瞬間が描かれています。
1938年に出版された「アクション・コミックス」誌面第1号に初登場してから75年! 赤いマントで空を飛び回って悪役たちと戦い続けてきたけれど、クリプトン星で“カル=エル”として生まれ、地球で“クラーク・ケント”として育った彼がどうやって育ったのか、1人の少年からスーパーヒーローに成長するまでの葛藤や、両親との関係性など、今まで知らなかった彼の人間的な部分にフォーカスした作品で、今までのスーパーマンの活躍を知らなくても全く新しい現代のヒーローとして見られるところが面白いところ。
あえて、タイトルにスーパーマンと入れなかったのも、イメージが一新され、今までのスーパーマンの素晴らしさを残しつつ、続編としてではなく新しいスーパーマンであることが強調されているのです。
透視能力があるのに、それを抑えることを学ばなければいけないし、暴力的に反応しないように自分の感情をコントロールして、友だちと自分の違いをつねに意識しながら子供時代を過ごしたクラーク・ケント。パワーがありすぎると、そのパワーを制御する方法を学ばなければならないのです。
恋愛の場合、想っているだけでは相手に何も伝わらないこともあり、自分からアプローチしなければならない状況も多いけれど、がむしゃらに全力で気持ちをぶつけても相手が困惑することもあるでしょう。
「真のパワー」とは許すことであり、自制することでもあり、恐れを基盤にしていないこと……だとこの作品は教えてくれています。「真のパワー」の部分を「愛」に変換することも可能だと思いませんか?
スーパーマンは“希望”の象徴で、どんな逆境においてもそれを克服する能力を体現しつつ、そんなスケールの大きなパワーを持っているだけでなく、私たちと同じように選択を前に、迷ったり悩んだり(葛藤しながらも、彼はド派手に戦い続けますが)。
今の時代を生きる私たちに必要な希望と愛。本物のヒーローから学んでみてはいかがでしょう。
■作品情報『マン・オブ・スティール』
脚本・製作:クリストファー・ノーラン
監督:ザック・スナイダー
キャスト:ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ラッセルクロウ
オフィシャルサイト:http://www.manofsteel.jp
facebook:https://www.facebook.com/manofsteeljp
配給:ワーナー・ブラザース映画
2013年8月30日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー<3D/2D 字幕/吹替え 同時公開>
TM & (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED. TM & (C)DC COMICS
※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。
【関連情報】
その他の恋愛ライターコラムはこちら
http://nifty.jp/ren-ai
@nifty恋愛・結婚
http://partner.nifty.com/