鍛え上げた空手家が、掛け声と共に何重にも重ねた瓦を割っていく……そんな映像を見たことある人は少なくないだろう。素人がやればタダでは済まないので、安易な真似は厳禁だが、それでも「かっこいい」「やってみたい」「自分も大山倍達になりたい」なんていう奇特な人に朗報だ。なんと、誰でも「瓦割り」ができる瓦を発売している会社があるという。
兵庫県南あわじ市にある谷池健司製瓦所では、「空手瓦」として割れやすく作った瓦を発売している。同社の4代目社長である谷池永充氏が、テレビで瓦割りを見たのが製作・販売のきっかけという。
大人用の「黒帯」は10枚3000円、子ども用の「白帯」は10枚3200円。その他に2200円のお試しパックや、帯とタオルと瓦で3500円のセットもあり、同社のホームページから注文が可能だ。
ホームページで公開している動画では、重ねた瓦の上にタオルを乗せ、手には専用の手袋を付けて瓦割りに挑戦する人々が多数登場する。子どもでも3枚程度であれば簡単に割っている。大人の男性や女性ではタイミングさえよければ10枚は楽に割れるようだ。
ゆるキャラが瓦割りに挑戦している動画もあるが、さすがに視界が狭いようで、空振りし笑いを誘うような姿もある。そんな中、南あわじ市のゆるキャラ「いぶし瓦の銀さん」は、なんと15枚もの瓦割りに成功している。共食いならぬ共割りだが、同族ゆえのなんらかのコツをつかんでいるのかもしれない。
※画像は谷池健司製瓦所「空手瓦」ホームページより
【関連情報】
谷池健司製瓦所「空手瓦」ホームページ
http://karatekawara.com/
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