アジア圏で普及し続けている国産メッセージアプリ『LINE』。しかしこの『LINE』は何故かヨーロッパ圏では爆発的に普及を見せようとしない。一部スペインで既に普及し1000万人のユーザーが居るがそのほかはさっぱりである。普及しないにはなにか理由があるのでは無いだろうか?
もちろんそのようであり、その理由としては『LINE』よりも普及しているアプリの存在であった。それは『WhatsApp』というメッセンジャーアプリで2009年5月に開始されたもの。ヨーロッパだけで無くアジア圏も網羅しており、もちろん日本語にも対応している。
アカウント制度は『LINE』に非常に似ており電話帳を同期させその中の友人を自動登録するというもの。『LINE』よりも先になのでこちらが先駆けだろうか。1年目は無料で使うことが出来るが、2年目からは99セントの利用料が発生する同アプリ。その代わりに一切の広告が表示されない。
この『WhatsApp』がかなりの障害となっているようだ。上記の画像(2013年6月の物)を見て貰えばほとんどの国で『WhatsApp』が普及していることがわかる。「『LINE』が普及している」と言われているスペインでさえもそれ以上に『WhatsApp』の方が普及しているのである。
『WhatsApp』の登場が2009年、『LINE』の登場が2011年なのでその差の開きも納得である。
更に中国や香港では『WeChat』という強大なマーケットが存在し、『LINE』以上に普及している。
その中コッソリと普及しているのが韓国産アプリの『カカオトーク』である。韓国だけで爆発的に普及し他国ではサッパリという状態である。やはりアプリ発祥国は普及しやすいのだろうか。ところで『comm』ってどうなった?
『LINE』を使っていて泣きそうになったとき 「メンバーがいません」「企業からのメッセージ」「謎の初期化」
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]