ザ・胸熱作『ラッシュ/プライドと友情』の主演、クリス・ヘムズワース&ダニエル・ブリュールを直撃! 激熱の男のドラマが、女性のハートに刺さっている好現象を分析した。
本作は巨匠ロン・ハワードの指揮の下、実在のF1レーサー、ニキ・ラウダ(ダニエル)とジェームス・ハント(クリス)が壮絶なタイトル争いを繰り広げた1976年を実写化。対照的な2人の天才レーサーのライバル関係が、観る者の胸に熱く迫ると話題だが、「緊迫したライバル関係も、この映画では深く掘り下げている。それと、男を理解するために役に立っているみたいだ。この映画は男が何に奮い立ち、燃えるかということを追う。男が何に不安を感じるかを露にしてしまった映画だから」(クリス)と意外にも女性票が多いそう。
まあ、クリスもダニエルもイケメンで、それで女性ファンの動員を稼いだに違いないと言うと、真面目なダニエルは映画が持っているパワーに着目した。「実際に僕たちはF3のレースを走ったので、どれだけアドレナリンが出るもので、興奮するものかがわかったけれど、それを観ている人にどう伝えるかは別の問題でね。それを撮影監督のアンソニー・ドッド・マントルの名手腕で、スリルが伝達したと思ったよ」。確かに、映像はゴイスー! レースのシーンでは30台以上のカメラを配備したそうで、鳥肌級の興奮に満ちておるぞ!
クリスいわく、「とにかくプラウドに思っている。これは車マニアの映画ではなくて、ふたりの偉大な男たちのドラマだからね。特に、女性のハートに刺さった点が個人的にはうれしいよ。どうも期待はしていなかったが、とても楽しかったという声が多かったと聞いている(笑)」だそうで、結果的に男女に刺さる映画に仕上がったことに絶対の自信! 筆者的には会社で仕事に煮詰まったサラリーマンが、明日のエナジーとして観てほしい一作。
映画『ラッシュ/プライドと友情』は、2013年2月7日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
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