先日、ファミリーマートがフォアグラ入り弁当を販売する予定だったが、利用者の抗議を受けて発売を中止した。
それに関して、アニマルライツセンターの公式サイト上に「動物はあなたのごはんじゃない」というバナーが掲載されると、このバナーのコラージュ画像がネット上に大量に広まり、NAVERまとめにもページがUPされ、現在までに23万以上のview数を記録している。
今回はそれに関連して、生き物と人間の食にまつわる面白い映画を紹介。寿司屋にネタのいちゃもんをつけたサラリーマンが、怒った大将からフグに変身させられてしまうという奇妙な短編映画『フグとタコ』だ。オーストラリアのVFXクリエイターBen West氏が日本人の食文化に興味を持って2012年に制作した。Youtubeにあがっている1分間の予告編だけでも、フグサラリーマンはインタビューに答えたりカラオケを歌ったりプールで泳いだりとかなり面白いことになっている。うにょうにょと動き出す寿司ネタや、頭部が完全にフグになっちゃってる男のVFX映像はつい何度も再生ボタンを押してしまう。
【映画予告編】
http://www.youtube.com/watch?v=swYBl6r9hf0
この動画に対する海外からのコメントも紹介したい。
・「なになになに、どういうこと!?」
・「日本よ、何やってるんだ……」
・「なんていう地獄」
・「クレームにも礼儀が必要だということがよく分かるね」
・「これ観てる時おむすび食べてたわ、食欲無くした」
寿司と日本のサラリーマンという監督の日本の文化への興味が伺える作品だが、そんな内容よりも“フグサラリーマン”のインパクトが強烈すぎて引いてる様子だ。
フグに変身させられたサラリーマンの行く末はどうなってしまうのか、本編はぜひご自身で確認していただきたい。
映画『フグとタコ』はドコモ用映像配信コンテンツ「dビデオ」にて配信中。
【関連情報】
『フグとタコ』 dビデオ作品ページ
http://tr.webantenna.info/rd?waad=ApqYTTBQ&ga=WAej2Z-1
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