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【分析】台湾映画はマシュマロ男子が定番か。『光にふれる』はキャスティング2倍、2倍!

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【分析】台湾映画はマシュマロ男子が定番か。『光にふれる』はキャスティング2倍、2倍!

視覚障害ピアニスト青年の半生を描いた短編に心を打たれたウォン・カーウァイが、長編として映画化することを決めて誕生した『光にふれる』。心の琴線をふるわせる実話に基づく感動作としてヒット公開中だが、実は台湾映画のヒット裏には“ある法則”があるとか!?

それは…単純明快! 脇役に必ずマシュマロ男子(しかも神レベルの善人)がいること!

昨年のヒットも記憶に新しい、高校の同級生だった男女7人のたわいもない懐かしい日々を描いた『あの頃、君を追いかけた』(11)では、理性的なおデブさん、シエ・ミンハ(スティーヴン・ハオ)が登場した。劇中では主人公の恋敵になるも、ルックスでは想像しがたい男らしいキャラクターで性格も悪くない。印象に残った人も少なくないことでしょう。

そして、盲目の天才ピアニストの半生を映画化した本作には、実に2名のおデブさんが! 1人目はダンサーを目指すヒロイン、シャオジエの夢を応援するバイト先の店長(林郁智/納豆)。実は彼もかつてダンサーを目指していたが挫折、すっかり丸々とした体形になってしまったが、代わりにシャオジエの背中を押すという心優しい、踊れるおデブさんなのだ。

そしてもう1人は、主人公ユィシアンのルームメイト、チン(閃亮/シャイニー)。ユィシアンが視覚障害であることに微塵も遠慮せず、「女の子のタイプは?」などと聞いてしまう。一方で女の子にモテたい一心で、スーパーミュージック部を結成。ユィシアンをスカウト。実はバイオリンを弾きこなす、お茶目なおデブさんなのだ。演じたシャイニーは、自身も台湾でバンド活動をするプロのミュージシャン。日本マニアで、都内で行われた本作の特別試写会にもサプライズで登壇。映画のような存在感であいさつをしていた。

「光にふれる」02

今の台湾映画を支えていると言っても、過言ではない気がする名脇役のマシュマロ男子たち! 上映が終わる前に、個性的な男子たちの姿をスクリーンで確かめてみてください。

公開中

【関連情報】
映画「光にふれる」公式サイト
http://hikari-fureru.jp/

夕刊ガジェット通信

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