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DeNAコーコラン 悲しみ乗り越え帰国 ロッテ今江を打ち取る

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DeNAコーコラン 悲しみ乗り越え帰国 ロッテ今江を打ち取る

来季の契約を勝ち取ることはできるのか?

DeNAコーコランが、9月14日、二軍の対ロッテ戦(ロッテ浦和球場)で先発し、4回2失点自責点ゼロに抑えた。

8月18日の一軍登録抹消後、24日には父の看病のため、アメリカへ一時帰国。父は、26日(日本時間27日)に米ルイジアナ州にて死去。73歳だった。

悲しみを乗り越えて、コーコランは約1カ月ぶりのマウンドで奮闘した。

二軍とはいえ、この日のロッテ打線のクリーンアップには、今季1軍で4番を務める今江敏晃(右足関節捻挫で調整中)、2008年には24本塁打91打点を挙げた大松尚逸、2010年日本シリーズの優秀選手に輝いた清田育宏という豪華布陣が並んだ。

コーコランは1回、2番・髙濱卓也にセンター前ヒットを打たれるが、3番・今江を遊ゴロ併殺打に打ち取る。2、3回も危なげなく切り抜けた。

4回は、1死から、4番・大松、5番・清田に連続四球を与えるなどして、2死二、三塁のピンチを迎える。7番・神戸拓光を遊ゴロに打ち取るが、ショート・渡邊雄貴が一塁に悪送球。2者が還り、ロッテが2点を先制した。

この日のコーコランは4回62球、被安打1、四球3、奪三振3という内容。
今江、大松、清田のクリーンアップ3人との対戦は、全6打席3四球0安打だった。

回が終わると、常に下を向きながら、マウンドを降りていたコーコラン。自分の投球内容に納得が行かなかったのだろうか。

先発不足に悩むDeNAは、救世主を欲している。今季限りでの解雇が決定していれば、シーズン終盤の9月中旬に二軍で投げることはない。まずは二軍での第一関門を突破したといっていいだろう。果たして、一軍で先発のチャンスはやってくるのだろうか。

亡き父親のため、チームのため、来季の契約のため……コーコランが火事場の馬鹿力を出すかもしれない。

(落合知)

※写真は横浜DeNAベイスターズオフィシャルサイトより

【関連情報】
横浜DeNAベイスターズ選手名鑑 T.コーコラン(Tim Corcoran)
http://www.baystars.co.jp/team/player/2013/detail/56.php

夕刊ガジェット通信


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