シリーズ累計発行部数622万部(2013年12月現在)の人気ライトノベルを実写化した『僕は友達が少ない』で、若手俳優の瀬戸康史さんと北乃きいさんが初共演! 個性もルックスもバラバラな7人が、友達を作ることが目的の“隣人部”を創設。その交流を通して真の友達とは何か? を知って成長してゆく姿を描く、ちょっとエッチな青春ドラマです。公開後10代を中心に口コミでザワザワと評判が広まっている本作について、主人公・羽瀬川小鷹役の瀬戸さん、三日月夜空役の北乃さんに、映画にまつわるお話をうかがいました!
Q:友達を作ることが目的の“隣人部”とか、現実世界にも意外にありそうな世界観がリアルですが、出演が決まった時、どういう意気込みや準備をして撮影に臨もうと思いました?
瀬戸:まず『僕は友達が少ない』というタイトルに衝撃を受けて。これは自分のことだと思いながら脚本を読み、小鷹という主人公は僕自身のことだと思いました。彼は本当に僕とリンクしている要素が多くて、友達がほしいと思っているわりには1人の時間が心地良いという、彼の気持ちがよくわかる。現状を変えないのでなかなか友達が増えず、一歩踏み出せない状態が小鷹ですが、実は僕もそうです。なので、すごく演じやすかったですね。
北乃:今回は、他のことを気にせずに役のことだけを考えられたので、演じやすかったです。いつもすごく不機嫌で、まったく笑わない女の子。監督からも笑わないようにリクエストされていて、1か月間、滋賀県で泊り込みのロケをしましたが、毎日不機嫌で笑わないでいることがきつかったですね(笑)。意識的に演じることが大変でした。ちょっとしたことで笑いそうになるので、大変でしたね。
Q:この映画を観た人は、主人公たちや“隣人部”たちの姿を観て共感や勇気を感じると思いました。映画『僕は友達が少ない』の出演を経て、よかったことなどは何かありますか?
北乃:この映画を機に共演者の方々と、撮影の合間でたくさんお話をするようになりました。ご飯も一緒に行って、そういうことは初めてでしたね。そういうことが苦手でした。仕事をしに来ているので、あまり仲良くなる必要がないという考え方でした。一生懸命に役柄に取り組み、迷惑がかからないようにしていればいいと13歳から思っていたので、そこで仲良くなってご飯を食べに行くことがお芝居に影響があるかなって――すごく堅かったです(笑)。
瀬戸:僕が小鷹を演じていて思ったことは、夜空は小鷹に子どもの時に言われたことをしっかり覚えていて、それを大切にして生きている人間ですが、小鷹はそれを忘れて生きている人間ということで、人にモノを言う時、言葉の重みってすごくあるなって改めて思いました。小鷹を演じていて、責任感も感じましたね。人と話す時には言葉を選び、相手がどう受けとっていくかを考えたい。そういうメッセージを受けとってくれればと思います。
映画『僕は友達が少ない』は、公開中
【関連情報】
映画『僕は友達が少ない』公式サイト
http://www.haganai-movie.jp/
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