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タモリの狂気性を見事に引き出した欽ちゃん いいともレギュラー望む声も

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タモリの狂気性を見事に引き出した欽ちゃん いいともレギュラー望む声も

2月14日、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の名物コーナー『テレフォンショッキング』に、お笑い界の“大将”である萩本欽一が初登場。タモリとの夢の共演が実現した。

かつて、視聴率100%男と呼ばれ、現在のバラエティ番組の礎を築いた欽ちゃんの登場に、さすがのタモリも最初は恐縮気味だった。

だが、欽ちゃんが「萩本さんは……って、そういう仲じゃないだろ」と軽く肩を叩くと、タモリも「欽ちゃんがさぁ〜」と乗ってきた。

コーナーの締めである『100人中何人? アンケート』になると、欽ちゃんは「くしゃみのあとに言葉を付ける人」というテーマを出す。そのなかで、欽ちゃんはまず、「お前だったら、やりそうじゃない?」と教え子である関根に振った。

欽ちゃんから「聞いたらダメ」の薫陶を受けている関根は、迷うことなく、「ハクションのあと、『プ〜ン』って言います」とボケ、観客を笑わせた。

関根に感化されたのか、タモリも「僕はハクションのあと、フランス語を言うんです。『ハクシション』」と得意の外国語ボケで、会場を爆笑に包んだ。

最近の『いいとも』では、タモリのボケを受け止める人材が枯渇していた。無理もない。 時代は流れ、タモリは年齢を重ね、大御所になってしまった。いきなり人気の出た若手はタモリに突っ込むことを遠慮してしまう。

タモリにとっては、ボケづらい環境になってしまったのである。

そこに、タモリよりも大御所で、日本一のイジリ役である欽ちゃんが登場したことで、自然とタモリの血も騒いだのだろう。VTRを見ると、関根のボケが終わり、欽ちゃんがタモリに振る少し前に、みずから「僕は……」と積極的にボケに出ているのだ。

日本のテレビ史に残る名番組『いいとも』も、あと1カ月。

稀代の喋り手であるタモリの良さを引き出すパートナーとして、欽ちゃんの再出演、もしくはレギュラー出演による“2人しゃべり”を望みたいところである。

(シエ藤)

※画像は、樋口毅宏『タモリ論』 (新潮社) より

【関連情報】
樋口毅宏『タモリ論』 (新潮社)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%83%A2%E3%83%AA%E8%AB%96-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%A8%8B%E5%8F%A3-%E6%AF%85%E5%AE%8F/dp/4106105276

夕刊ガジェット通信

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