「19(ジューク)」は1998年にデビューし、2ndシングル「あの紙ヒコーキ くもり空わって」が大ヒット、NHK紅白歌合戦にも出場を果たした、岡平健治と岩瀬敬吾、ヴィジュアル・プロデュースと作詞を担当するイラストレーターの326(ミツル)によるフォークユニットだ。326はデビュー翌年には脱退するも、岡平と岩瀬はデュオとして活動を続け、たった4年で500万枚を売り上げるアーティストとなった。しかし2002年、人気絶頂ながら突然の解散をする。
解散から11年後の2013年、5月22日放送の日本テレビ系「1番ソングSHOW」に、岡平と岩瀬が出演、解散後のそれぞれの暮らしぶりを明かした。
赤い帽子が印象的だった岡平健治は現在34歳。自身が会長を務める会社の自社ビルを建てるまでに成功していた。500万枚売り上げたとはいえ、印税だけではさすがに自社ビルは建てられないそうで、22歳から始めた株などでお金を貯めたのだとか。現在は、自社ビル内に作ったライブハウスを併設したバーの経営に加えて、音楽活動も続けており、6月からは単身車での全国ツアーを予定している。
その一方の、岩瀬敬吾も現在34歳、二児の父親となっていた。こちらも音楽活動はしているが、音楽事務所などには一切所属せず、完全に個人で活動しているそうだ。印税だけでも生活ができるのではとの問いに「印税だけでは生活できないですよ。でも足しにはなります。印税も含みですけど、音楽で子ども達にごはんを食べさせてあげれてますので、ありがたいなと。幸せだなと思ってます」と語り、音楽一本での生活の難しさを垣間見せた。
突然だった「19」解散の理由については「事務所との関係も少し悪かった」と岩瀬、岡平も「おかれてる環境から二人とも飛び出したかった」と語っていることから、当時の活動環境があまりよくなかったことをにおわせた。また、新しいものにチャレンジしたいという岡平に岩瀬は「解散したくない」と主張したが、二人で相談して解散を決めたという。
一部では不仲説も囁かれていたが、岩瀬は「ケンカだってしましたけど(不仲で解散)というこでまとめられるのは心外ですし嫌ですね」と発言。岡平も「楽しかった、あの頃が。僕らの青春って何って言われたら19しかないんで」と語り、暮らしぶりでの明暗は分かれたものの、高校時代からの仲間だという二人は、現在も連絡を取り合っているそうだ。
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【関連情報】
・「1番ソングSHOW」日本テレビ
・岡平健治 オフィシャルサイト
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